マネージャー、リノベーションデザイナー・叶井里奈 Rina Kanai インタビュー

2021/12/27更新

イベント情報

株式会社SOZO FACTORYが「お客様の夢を叶える」ために大切にしているのが、「人と人」のつながり。

それは社内も同様で、個性と熱意にあふれたリノベ屋たちの集まりです。

そんなリノベ屋たちの素顔をご紹介。今回はマネージャー・リノベーションデザイナーの叶井里奈さんのインタビューを紹介します。

 

銀行からリノベ屋へーー体当たりで現場で学ぶ

ーー「renoverocca?麻布十番」に入社した経緯を教えてください。

 

もともと家づくりにかかわる仕事に憧れていたんです。ただ大学が商学部でデザイン業界の就職が難しく、銀行勤めをしていました。けれどもやっぱり諦めきれなくて。そんな時、「SOZO FACTORY」の求人案内を見たんです。

「未経験者歓迎」という言葉に背中を押されたような気がして。今にして思えば、未経験者ならではの大胆な発想や、強みのようなものを社長の永吉が期待していたのかもしれませんね。

 

ーー異業種からの転職、ということで「SOZO FACTORY」に入社してからはいかがでしたか?

 

体当たりで現場で学んでいった感じでしょうか(笑)。特に電気関係の配線や構造などの建築のハード面は、インテリア・デザインとは異なる分野ですので、職人さんにくらいつくようにして覚えていきました。

大手メーカーならば営業・デザイン・現場と担当がバラバラなところ、「SOZO FACTORY」では最初から最後までお客さまや職人さんと並走できるのがありがたかったです。

 

 

うれしいのは、お客さまの夢を叶えられること

ーーこの仕事をやっていて、うれしいところは何でしょうか?

 

やはりお客さまに信頼していただけることですね。「SOZO FACTORY」では適正価格のリノベーションが基本ですが、リノベは家電を買い換えるのとは、かかるお金の桁が違いますから。

お客さまの夢を叶えるのが何よりですが、「できないことはできない」、とお伝えすることもあります。だからこそこちらが誠実に向き合っていることが、わかっていただけるのかもしれません。

逆に、ご要望にないことでも、お客さまにとって素敵な暮らしとなるのなら、いろいろ提案をさせていただきます。たとえばお打ち合せでお宅を訪ねて家族写真が飾ってあると、大切な写真を飾れるような場所を考えてみたり……。

「うまく伝えられなかったけれども、ほんとうはこんな風にしたかった」「思っていた通り、ドンピシャです」「叶井さんのプランがよかったから」と喜んでいただけるのは、何にも代えがたいですね。

 

ーー逆に大変なことはありますか?

 

現場で職人さんと細かいところを詰める段階でしょうか、互いに真剣勝負ですので。私はふだんから自分が好きなものを着るスタンスで、現場にもスカートで行くので、昔ながらの職人さんだとびっくりされることもあるかもしれません(笑)。

今手掛けているのはビルのリノベで、携わる職人さんの人数もふだんのマンションリノベより多いんです。けれども社長が「これだけの職人さんたちを、叶井さんが切り盛りしてるんだねえ」としみじみと呟くのを聞いたら、私も胸に熱いものがこみ上げてきて。ほんとうにやりがいのある仕事です。

 

 

プロとしてさらに成長して、お客さまの思いに応えたい

ーーハードなお仕事ですが、休日はどんな風に過ごされていますか?また今後の夢があれば教えてください。

 

社長の熱い思いに引っ張られるのか(笑)、社内の雰囲気がとてもよくて、仕事そのものを辛いと思ったことはないです。もちろん一つひとつのプロジェクトで難局はありますが、ものづくりってそういうものですから。

また負担がかからないよう社長がうまく采配してくれるので、休日に電話がかかってくることもなく、休みの日は完全にオフとして過ごしています。美術館に行ったり、気になる家具のショップを訪ねたり、インテリアの本や美術書を読んだり……やっぱりデザインのことが好きなんですね。

夢といえば、プロとしてもっともっとお客さまのご要望に応えていきたいですね。また社内でも後輩が増えてきたので、私が学んできたことを分かち合いながら、いっしょに成長していきたいと思っています。

 

Return to Top ▲Return to Top ▲