2015/11/01更新
建物種別 | 中古住宅リフォーム |
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築年数 | 築45年 |
家族構成 | 夫婦 |
リフォーム/リノベーション箇所 | リビング・ダイニング,寝室,トイレ,浴室・バス,玄関,キッチン,洗面室,洋室,その他 |
リフォーム/リノベーション箇所の面積 | 58.00平米 |
リフォーム前の住まいは築45年で、生活に必要なものはすべて1階に集約されていました。そのため、2階はほとんど使わない状態でした。そこでご夫妻の生活にフィットする間取りの提案が大きなテーマになりました。また、耐震性の不安を解消するため、スケルトンリフォームで補強も実施しました。間取りの大きな変更点は、1階のDKを2階に移設して明るいLDKに一新したこと。このLDKは既存の和室を取り払って充分な空間を創出。そして、残りのスペースはご夫妻のご要望を取り入れて光であふれる明るいバルコニーに改築しました。
老朽化で耐震性に不安。柱を増やすなど補強を実施して安心の住まいに
M氏邸はこれまで複数回のリフォームを行い、建て増しした箇所などもあるため耐震性に不安がありました。このためいったん構造体の状態に戻すスケルトンリフォームを実施。柱の数を増やすなどの適切な補強を行った上で2階の和室・洋室を取り払い、開放感たっぷりのLDKやバルコニーを新設しました。
ご夫妻の生活をより豊かにする間取り変更を実施。2階には開放感のあるLDKを新設
ご夫妻の生活にフィットする間取りをつくるにあたり、ライフスタイルや日当たりを考えて、空間をゼロから再構築しました。採光性の悪かったダイニング・キッチンを2階に移して開放感たっぷりのLDKに一新。また、出し入れも便利で、大容量のマルチ収納も設置したので、空間がスッキリ片付きます。
低い段差を設けることで、1階フロアまで楽に上がれるようにデザインを工夫
これからの老後を考えバリアフリーを提案しました。もともとM氏邸は道路面から1階フロアまでの高低差が大きく、昇降するのに体力を要しました。今回は床の高さは変更しないため、高低差を埋めることはできませんが、低い段差を設けて楽に昇降できるように工夫しました。
生活の中心は1階で、2階はほとんど使っていない。老朽化した家の耐震性能も不安
既存の住まいでは、日当たりのよい2階はほとんど利用されていませんでした。このためご夫妻の生活にフィットする新たな間取りの提案がリフォームの大きなテーマになりました。また、老朽化した住まいの耐震性能を向上させるのも課題でした。
ご夫妻の生活に寄り添う使い勝手のよい間取りを提案。改修を進めながら耐震補強も実施
老朽化した住まいの必要なところを補強しながら改修を進めました。間取りの大きな変更点は、採光性の悪かった1階のダイニング・キッチンを2階に移動し、明るいLDKに一新したこと。高さを上げた天井は梁をあらわしにしており、開放感を味わいながらリラックスしたひと時を過ごせます。このLDは既存の和室を取り払って創出しましたが、残りのスペースはご夫妻のご要望を取り入れてバルコニーにしました。これによりLDの採光性や風通しが向上したほか、趣味の盆栽を楽しむスペースもつくることができました。